「つ」ツアーをしてみる。【連載:あいうえお 広場ニスト入門】
連載として続いております、「あいうえお 広場ニスト入門」
広場ニストの山下裕子さんが広場ニスト入門について、その心得を紹介していきます。
18回目となる今回は、「つ」です。それでは、見てみましょう。
「つ」ツアーをしてみる。

まちなか広場のあるマチでは、広場が集合場所になるツアーが自然と増えています。
ツアーに参加していない人にとっても、今日はこんなツアーが開催されるんだ!と、無意識に情報を届けられるのが、まちなか広場の良いところ。
それは、無目的な人が滞在しているからです。
広場の滞在者は、のらりくらりとしながらも様々なポイントに意識を寄せ、広場で沸き起こる様々な現象を眺めています。
眺める光景も、貴重な出会いのひとつかと。
次回の予告:「て」手をふってみる。
まちなか広場で知り合いをみかけたら、手をふってみませんか。
- この記事を書いた人 山下 裕子
- 広場ニスト、全国まちなか広場研究会・理事 07年富山市まちなか賑わい広場グランドプラザ運営事務所。10年(株)まちづくりとやまグランドプラザ担当。現在、NPO法人GPネットワーク理事、(株)ハイマート久留米にて ひと・ネットワーククリエイター。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ--稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)
